愛犬が夜中に突然吠えだし、苦労した方も多いのではないでしょうか？普段おとなしい愛犬が夜になって吠えだすのには相応の理由があるはずです。愛犬にもストレスが溜まり、飼い主も寝不足になったりと、このまま放っておけば双方に支障が出てきてしまいますが、対処法はいろいろあります。

 

そこで今回は愛犬が夜中に吠える理由とその対処法についてお話していきます。ご興味のある方は最後までぜひお付き合いください。

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犬が夜に吠える原因とは

犬が夜に吠える原因として、次の5つが挙げられます。

 

・生活サイクルの乱れ
・寂しい、不安
・欲求を満たしたい
・警戒している
・病気

 

これらの原因について、更に詳しく見ていきましょう。

生活サイクルの乱れ

犬が夜になって突然吠えだす理由として、昼間の運動不足や（お昼寝のし過ぎ）お昼寝の時間が長すぎたなどにより犬の中の体内時計が乱れ、生活サイクルが崩れてしまっていることが原因として挙げられます。放っておくと昼間に寝てばかりになってしまい、運動不足から肥満になってしまう可能性も否定できません。

寂しい、不安

寂しさや不安から眠れなくなってしまい、夜に飼い主を呼ぶようにして吠える行為は、子犬によく見られます。この行為は毎日同じ時間帯に始まる傾向が強いです。この場合、犬が大人になり、慣れてくれば次第に収まります。

欲求を満たしたい

「お腹がすいた」「遊びたい」等といったことを訴えたいがために、犬が夜になって吠えだすことはよくあります。この場合、過去に「吠えたことによっておやつをもらえた」「吠えたら遊んでもらえた」等の成功体験を犬が覚えていることが起因している可能性が高いです。

警戒している

犬が色々な物音に反応し、警戒して吠えることはしばしばあります。特に昼間より生活音が少なくなる夜の場合、耳の良い犬はちょっとした音に対しても反応し、警戒心を強めて吠えだします。

病気

犬の鳴き声がいつもとちょっと違っていたり、徘徊等の異常な行動をしていたりしたら、認知症等、何らかの病気にかかっている可能性があります。この場合判断が難しければ、動物病院を受診することをおすすめします。

犬が夜に吠えないようにするための対処法

犬が夜に吠えないようにするための対処法として、次の3つが挙げられます。

 

・生活サイクルを改善する
・犬が寂しがらず、安心して眠れる環境をつくる
・動物病院へ相談

 

これらの対処法について、具体的に解説していきます。

生活サイクルを改善する

犬が夜になると眠くなるよう、生活サイクルを整えていきましょう。お昼寝をそこそこにさせ、こまめにお散歩へ連れていく等、昼間に運動を取り入れることにより、夜になると眠くなっていくようなサイクルに愛犬の体内時計を少しづつ変化させることができます。

犬が寂しがらず、安心して眠れる環境をつくる

愛犬が寂しい思いをしないように、飼い主が見える位置へペットを移すといった環境改善に取り組みましょう。また、部屋が真っ暗にならないようにスポットライトを設置して点灯しておいたり、部屋が静かすぎないようにテレビを少しの間だけ付けておいたりするのも、愛犬の寂しがり対策に有効です。

動物病院へ相談

いろいろやってみても改善が見られない場合は、動物病院に相談することも一つの方法です。色々なアドバイスを貰えたり、場合によっては薬を処方してくれることもあります。また、何らかの病気にかかっている場合は早期発見にも繋がりますので、無理だと思ったら気持ちをすぐに切り替えて動物病院の助けを借りましょう。

犬が夜に吠える理由を考えよう

犬が夜に吠えるのには必ず理由があります。泣き止まないからといって怒るのではなく、何故犬が夜になると吠えるのか、どのような感情が芽生えているのかを同じ目線で考えましょう。また、泣き止まないからといっておやつをあげたり、遊んであげたりすることは逆に「泣けばおやつをくれる」「泣けば遊んでもらえる」などの誤解を犬に与えてしまい、解決策にはならないので、注意してくださいね。