ペルシャ猫の適切な餌の量|成長に合わせた選び方
ゴージャスで優雅なルックスのペルシャ猫は、動きもゆっくりでマイペース。まさに「猫界の王様」の貫禄ですが、運動量が少ないので太りやすい猫種でもあります。太ると病気や怪我のリスクが高まるため、飼い主さんがしっかりと管理して健康的な毎日を過ごさせてあげたいですよね。今回は、そんなペルシャ猫の体重管理について解説していきます。
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目次
ペルシャ猫の体重管理で気をつけるべきこと
ペルシャ猫は、子猫のときは比較的活発ですが、成猫は動きがゆっくりで、お昼寝が大好き。個体差はありますが、他品種の猫のように、高いところに登ったり走り回ったりすることがありません。運動不足に陥りがちですので、日頃から体重と体型をしっかりと把握しておきましょう。
体型をしっかり確認しよう
ペルシャ猫はトレードマークである長毛で体が隠れているため、見ただけではよくわかりません。シャンプーやサマーカットをしてみると、飼い主さんの思っていた以上に太っていたり、痩せていたりということがあります。太っている場合は、健康リスクが高まるため、ダイエットをする必要がありますが、飼い主さんにとってもネコちゃんにとっても辛いことですよね。
日頃からブラッシングやコーミングをする時には、あばら骨付近を手のひらで触って体型を確認をしましょう。しっかりと肋骨が確認できれば、太りすぎではありません。「肋骨が確認できない」あるいは「かろうじて確認できるレベル」の場合は、肥満の可能性があります。
ペルシャ猫の適正体重
足が短く、筋肉質で丸っこい印象の見た目の割に、体重はそれほど重くはない中型猫です。オスとメスの体重を比較すると、オスが3.0キロ〜5.5キロ、メスは3.0キロ〜5.0キロほどと、若干オスの方が重めです。
ペルシャ猫は、1歳を迎えたぐらいの体重が適正体重。それをベースに、2割以上体重が増えてしまった場合は、太り過ぎと考えても良いでしょう。一度太ってしまうと、元に戻すのは大変です。定期的に体重測定をする習慣をつけましょう。
餌の与え方
子猫から成猫までのペルシャ猫の平均的な体重の推移を見てみましょう。
- 誕生時 100グラム
- 1カ月 400〜500グラム
- 3カ月 1000〜1500グラム
- 6カ月 2500〜3000グラム
- 1歳 3000〜5000グラム
生まれてから6カ月間の成長は著しく、それ以降はゆるやかに体重が増加していきます。食事は生後3週〜8週ぐらいで離乳させて子猫用フードに移行。このころから運動量も急激に増えますので、食べたいだけ食べさせても問題ありません。6カ月を過ぎるころになると、成猫の体重に近くなっていくため、フードのパッケージに明示してある適正量を与えるようにしましょう。
おやつや間食を与える場合は、普段のフードを少し減らすなどの工夫をしなければカロリーオーバーになってしまいます。かわいいからと言って甘やかして何でも与えると、かわいそうな結果を招いてしまう危険性があるので注意しましょう。
まとめ
ペルシャ猫は、そのルックスと同じように動きも優雅でマイペース。生後半年まで大きく成長しますが、成猫に近づくにつれて、体重の増え方もゆるやかになります。生後12カ月以降は成長が止まり、また子猫のときのような機敏な動きもしなくなりますので、太りやすくなってしまいます。
肥満は病気や怪我のリスクが高く、また更なる運動不足に陥ってしまいます。12カ月時の体重を適正体重として覚えておいて、2割以上増加しないよう注意しましょう。また、日頃から体を触って太りすぎていないかチェックすることも大切です。健康的な毎日が過ごせるように管理してあげるのは、飼い主さんの大きな使命なのです。
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