チンチラ(ペルシャ猫)の歴史と飼い方を解説
美しくゴージャスな被毛と、気品ある顔立ちが素敵なペルシャ猫。古くから世界中で愛されており、もっとも知られている品種の猫ではないでしょうか。ここでは、いつの時代も衰えることのない人気のペルシャ猫の歴史や特徴、飼い方について解説します。
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目次
ペルシャ猫の歴史
ペルシャ猫の明確な起源は明らかではありませんが、16世紀にイラン(ペルシャ)からイタリアに持ち込まれたとされており、また、同時期にフランスに持ち込まれた長毛猫がペルシャ猫の祖先と考えられています。
1871年に英国初のキャットショーに出頭して以降、数多くのペルシャ猫がその美しさを披露し、世界中の人々を魅了してきました。現在では、キャットショーに出頭する猫としてはもっとも出頭数の多い品種となっています。
毛色で分別されるペルシャ猫の種類
ペルシャ猫は、特徴であるゴージャスで美しい毛色とミステリアスな瞳の色などで、「ソリッド」「チンチラ」「スモーク&シェーデット」「パーティーカラー」「タビー」「キャリコ&バイカラー」「ヒマラヤン」の7パターンに分別されています。ペットショップやブリーダーなどから購入する場合、毛色や瞳の色のパターンによる価格差はありませんが、チンチラは比較的人気があります。
チンチラの特徴
長い歴史の中で交配が繰り返されてきたペルシャ猫。チンチラは、18世紀後半のイギリスで、カラーパターンを増やす過程で生まれました。毛質や色以外にペルシャ猫との大きな違いがないため、「チンチラ」という品種では登録されていません。
ペルシャ猫の毛色や瞳の色は様々ですが、チンチラの毛色は明るめで、「シルバー」「ゴールド」「ブルー」「ブルーゴールデン」の4パターン。シェードと呼ばれる毛先の色の量が、8分の1と規定されています。毛質はソフトでふわふわ、瞳の色はブルーまたはグリーンで、アイラインがはっきりとしています。
ペルシャ猫の飼い方
ペルシャ猫の被毛は、「ダブルコート」と呼ばれる、比較的しっかりとした毛質の「トップコート」と、ふわふわの柔らかい「アンダーコート」からなる二重構造。アンダーコートの毛が絡まりやすく、また、長毛なので、放っておくと毛玉ができたり、毛づくろいで飲み込んだ毛のかたまりがお腹に蓄積されて病気になる恐れがあるため、毎日のブラッシングやコーミングは欠かせません。
また、床に落ちた抜け毛を放置すると不衛生ですし、ダニなどの害虫が発生するなど、猫はもちろん、人間にも害を及ぼす危険があります。こまめに掃除をするよう心がけましょう。その他、長毛のため、太っているのか痩せているのかがわかりにくいので、お手入れのときに体を触ってあげて、体型を確認する習慣をつけておきましょう。
子猫のときは活発ですが、「ボイスレスキャット」と言われるくらい鳴くことがなく、基本的に穏やかでおとなしい性格です。成猫になると運動量が減り、太りやすいので、動きやすいよう広いスペースを確保したり、低めのキャットタワーを設置するなどの工夫が必要です。
まとめ
その美しくゴージャスな見た目で、世界中の人たちを虜にしてきたペルシャ猫。その歴史は古いものの、現在でも大変人気のある品種のひとつです。
ペルシャ猫の性格は、おっとりとしておりマイペース。暴れ回ったり、鳴くことがほとんどないので、マンションなどの集合住宅での飼育も問題ありませんが、美しさと健康を保つためには、ブラッシングやコーミングなど、毎日のお手入れが必要です。また、成猫になるとあまり動かないため運動量が少なくなり太りやすいので、動きやすいスペースを確保するなどの工夫をすると良いでしょう。
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