犬の喧嘩とじゃれあいの見分け方とは?多頭飼いで喧嘩を避ける方法も解説
犬の多頭飼いをしていると、時に犬同士が喧嘩を始めてしまうことがあります。しかし、飼い主は喧嘩だと思っていても、実はじゃれあいをしていただけというケースもあります。ただじゃれあっている場合、犬たちは上下関係を構築している最中であったり社会性を学んでいたりするので、下手に飼い主が介入すると犬たちのバランスが崩れてトラブルの原因になってしまいます。
そのため、「犬が喧嘩しているかも!」と思っても、まずはじゃれあっているのか喧嘩なのかをしっかり見極める必要があるのです。今回は犬のじゃれあいと喧嘩の見分け方や喧嘩を止める方法、多頭飼いで喧嘩を起こさないための対処方法をご紹介します。
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目次
犬のじゃれあいと喧嘩の見分け方
犬がじゃれあっているのか喧嘩しているのか分からない場合は、表情や声、毛や尻尾の様子をチェックしてみましょう。
牙をむき出しにしているか
犬はじゃれあい程度ならば、牙をむくことはほとんどありません。しかし、犬が歯茎が見えるほど牙をむき出しにしている場合は喧嘩が始まってしまう危険があるので、速やかに犬を引き離す必要があります。
毛が逆立っているか
犬の毛の生え際には立毛筋という筋肉があり、毛を立てる働きがあります。立毛筋はよほどの緊張や興奮状態にならないと働きません。そのため、犬の毛が逆立っている場合は一触即発で喧嘩が始まるほど興奮状態にあると言えるのです。
うなり声を発しているか
犬はじゃれあいでもうなり声を発することがありますが、じゃれあっている場合のうなり声は「ヴヴッ」「ワウッ」など短く比較的高い声であることが特徴です。喧嘩の際は「ヴー・・・」「ガウウウ・・・」と低いうなり声を長く発します。
尻尾を振っているか
激しく吠えたり相手と転げまわったりしていても、尻尾を振っている場合はじゃれあっているだけと考えられます。しかし、尻尾がだらんと下がっている場合は喧嘩に発展する危険があるので、取っ組み合いになる前に犬を離しましょう。
犬の喧嘩を止める方法
もしも犬同士が喧嘩を始めてしまった場合、飼い主でも不用意に手を出すと噛みつかれる危険があります。犬同士の喧嘩を仲裁する際は、自身の安全も考えることが大切です。
水・大きな音で犬の気をそらす
犬の喧嘩を止めるには、まずは興奮状態の犬の気をそらす必要があります。近くに水があれば犬にかけましょう。また、鍋同士をぶつけたり、スリッパで床を思い切り叩いたりするなど、大きな音を出すことも効果的です。犬同士が水や音でびっくりした一瞬を狙って、首輪やリードをつけて引き離します。
後頭部・首辺りの皮膚をつかむ
もしも犬の気をそらすものや、リードや首輪がない場合は、人が直接犬に触れて引き離さなければなりません。しかし、いきなり抱きかかえようとしたり、顔の前に手を出したりすると噛みつかれる恐れがあります。犬を引き離す場合は、後頭部や首辺りの犬が痛みを感じにくく、噛みつけない場所をつかんで離すようにしましょう。
犬の多頭飼いで喧嘩を避けるには?
犬同士の喧嘩は飼い主が注意することで避けられることがあります。犬の多頭飼いを始める際は、喧嘩が起きないように次の2つのポイントに注意してくださいね。
迎え入れる際は犬のタイプを考える
犬の中には多頭飼いに向かない犬種や性格の犬もいます。例えば、独立心が高い柴犬などの日本犬や、警戒心の強いシュナウザーは多頭飼いに向かないと言われています。また、興奮しやすい、飼い主依存傾向がある、臆病といった性格の犬も多頭飼いには向かないでしょう。多頭飼いしたいと思ったら、まずは先住犬や迎え入れる犬が多頭飼いに向いているかどうか見極めましょう。
先住犬のストレスに注意する
新しく犬を迎えた場合、どうしても先住犬にかまう時間が減ってしまいます。しかし、今まで飼い主からの愛情を一身に受けていた先住犬としては、飼い主の愛情が他の犬にも注がれるようになるのは面白くないですよね。多頭飼いを始める際は、先住犬にストレスが溜まらないようにこれまでと変わりない愛情を注いであげるように気を付けましょう。
犬の多頭飼いは喧嘩が起こらないように注意しよう
犬を多頭飼いしていると、喧嘩が起こることもあります。じゃれあい程度であれば放置しても問題ありません。しかし、本気で喧嘩しているのを放っておくと大ケガにつながる危険があります。犬がじゃれあっているのか喧嘩しているのか分からない場合は、表情や毛、尻尾の様子から見極めましょう。
犬の多頭飼いでは、そもそも喧嘩が起こらないように飼い主が注意することも重要です。多頭飼いする前に犬同士の相性をじっくり考えたり、先住犬にストレスが溜まったりしないように気を付けてくださいね。
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