猫の多頭飼いで餌の横取りを防ぐ方法とは?多頭飼い猫への餌のあげ方を解説
猫を多頭飼いしていると、餌をあげる際に他の猫の餌を横取りして食べてしまう食いしん坊な猫がいることがあります。餌の横取りがあると、横取りする猫にも、横取りされてしまう猫にも健康上の問題が発生しやすくなるため注意が必要です。今回は猫の多頭飼いで餌の横取りを防ぐ方法について解説します。
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目次
猫の多頭飼いでは餌は個別に分けるべき?
猫の餌の横取りは、止めようとしてもなかなか止められないもの。そのため、最初から大盛りのご飯を一皿に用意しておけば、皆がそれぞれ好きなだけ食べられるので、横取りの心配もなくなると思う人もいるかもしれません。しかし、猫の多頭飼いでは餌は個別に分けるべきです。なぜならば、個体の年齢や健康状態によって餌の種類が異なるからです。
また、好きなだけ餌を食べさせてしまうと、肥満や心臓病などの病気を引き起こすリスクが高まってしまいます。これらのことから、猫を多頭飼いしている場合、一匹一匹に合わせた餌を個別に分けて用意して、横取りをさせないように対策をする必要があるのです。
猫の多頭飼いで餌の横取りを防ぐ方法
猫の多頭飼いで、餌の横取りを防ぐための4つの方法をご紹介します。
餌の置き場所を離す・仕切りを置く
まずは餌の置き場所を離して、横取りしてしまう猫の視界に他の猫の餌が入らないようにしましょう。餌の置き場を離す場合、距離が遠ければ遠いほど効果が期待できるので、可能であれば1階と2階や別の部屋で分けるのがおすすめです。ワンフロアで飼育していて距離をとるのが難しい場合は、餌入れの間に仕切りを置くことも効果的です。
ケージ内で食事を与える
猫が餌を食べている間、人が見張っていられない、どれだけ餌入れを離しても横取りされてしまう状況であれば、猫をそれぞれのケージに入れてからケージ内で餌を与えると良いでしょう。
名前を呼びながら餌を食べさせる
猫の世界にも上下社会があります。そのため、とくに呼びかけもせずに餌を与えていると、優位なポジションにいる猫が、自分より下のポジションにいる猫の餌も自分の餌と思って食べてしまうことがあります。餌を与える際に、それぞれの名前を呼びながら食べさせると猫は自分の餌を認識するようになるので、「これは〇〇のご飯ね」など、声掛けをしながら餌をあげるようにしましょう。
もしも、名前を呼びながら餌を与えても餌を横取りしてしまう場合は、名前を呼びながらすぐに叱りましょう。猫は時間が経ってから叱っても、なぜ叱られているのか理解できません。すると意味もなく叱られたと思い、ストレスが溜まってしまうので、悪いことをしたらすぐに叱ることが肝心なのです。
個体識別給餌器を使用する
個体識別給餌器とは、迷子防止のために猫に埋め込まれたマイクロチップや首輪のタグで個体を識別して、該当する猫が近寄った時にだけ蓋が開く給餌器のこと。仕事や外出でどうしても猫の餌やりを見守れないという人や、多数の猫を飼っていて全ての猫の給餌状況を見るのが難しいという人におすすめです。
猫の多頭飼いで餌をあげる際の注意点
猫の多頭飼いで餌をあげる際は、横取り以外にも注意する点があります。
先住猫を優先する
猫にも人間と同じように嫉妬心があります。後から来た猫を優先してしまうと、先住猫が嫉妬してしまい、問題行動を起こす場合があります。餌をあげる際は先住猫を優先して、変わらない愛情を持っていることを示してあげてくださいね。
猫の健康のためにも餌の横取りはしっかり防ごう
猫の多頭飼いで起こりがちな餌の横取りは、放置すると横取りする猫は肥満や病気のリスクが高まり、横取りされた猫は十分な量が食べられず痩せてしまいます。猫の健康のためにも、餌の横取りはしっかり防がなくてはなりません。餌のあげ方を工夫して、餌の横取りが起きないように注意しましょう。
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