猫は自由気ままな性格なので、留守番させても平気なイメージがあるかもしれませんが、中には拗ねてしまう猫もいます。そんな甘えん坊な猫を飼っている方の中には「拗ねてしまった時はどう対処したらいいんだろう」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、留守番させた猫が見せる行動やしぐさ、拗ねてしまった時の対処方法についてわかりやすくご紹介します。

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留守番させた猫が拗ねるのはどんな時？

通常、猫が拗ねるのは、飼い主さんに構ってもらえなかったり、叱られてしまった時、新しい家族やペットが増えてやきもちを焼いている時です。中でも留守番させた猫が拗ねるのは、以下のようなケースが考えられます。

 

・家を空ける時間が長すぎる

・退屈でエネルギーが有り余っている

・飼い主がいないことで不安を感じている

家を空ける時間が長すぎる

猫は一匹でいる時間がある程度長くても比較的耐えられる動物ですが、例えば飼い主さんが朝外出したきり夜中まで帰れないような日は、さすがに不安になってしまうことも考えられます。また、お腹が空くことで拗ねてしまうという可能性もあるかもしれません。

退屈でエネルギーが有り余っている

猫が普段していることをひと通りやり終えてしまって何もすることがなくなると、暇を持て余してしまう猫もいます。特にまだ若い猫の場合、エネルギーが有り余っているので、退屈なことにストレスを感じてしまう可能性が高いです。

飼い主がいないことで不安を感じている

留守番させるとずっと泣き続けてしまうような猫は、飼い主がいないことに強い不安を感じているかもしれません。特に完全室内飼いで幼いうちから一匹で飼われている猫の場合、飼い主がいなくなるとどうしていいかわからなくなってしまうケースが考えられます。

猫が拗ねた時に見せる行動やしぐさは？

猫が拗ねた時に見せる行動は主に以下の5つです。

 

・呼んでも反応が薄い

・隠れて出てこない

・物を落とすなどのいたずらをする

・トイレ以外の場所に排泄する

・八つ当たりする

呼んでも反応が薄い

いつもなら呼ぶとすぐに反応するのに全く反応がない・反応が薄い、おもちゃで気を惹こうとしても乗ってきてくれないなどの場合は、拗ねている可能性が高いです。

隠れて出てこない

普段なら帰宅すると熱烈に出迎えてくれるのに、ベッドの下や高い家具の上、テーブルの下などに隠れて出てこないという反応も、猫が拗ねている証拠。

物を落とすなどのいたずらをする

家に帰ったらテーブルや家具の上の物が落とされていたり、トイレの砂が散らばっていたり、ティッシュが散乱していたり…そんないたずらをするのは、飼い主さんに注目して欲しいというアピールかもしれません。

トイレ以外の場所に排泄する

猫は拗ねると、トイレ以外の場所に排泄してしまうことがあります。これもいたずらと同じで飼い主さんに構ってほしい証拠です。

八つ当たりする

猫も人間と同じでイライラすると八つ当たりをすることがあります。威嚇したり引っ搔こうとしたり、行動は猫によってさまざまですが、攻撃的になるのは猫が拗ねているアピールかもしれません。

猫が拗ねてしまった時の対処方法

猫が拗ねてしまった時は、例えばいたずらや粗相、八つ当たりなどをされても叱らずに優しく声を掛けましょう。声をかけながら撫でるなどのコミュニケーションをとることで、猫の気持ちはだいぶ落ち着くはずです。落ち着いてきたら、お気に入りのおもちゃなどを使って思い切り遊んであげるのも効果的。普段から、短い時間でも猫と向き合って遊ぶ時間を作ることで、猫のストレスを軽減することができると言われています。

猫が拗ねるのは甘えたい証拠

猫が拗ねて困った行動を起こすのは、甘えたいのに素直に甘えられない気持ちの表れです。大切なのは猫の気持ちになって拗ねた原因を考え、ストレスを和らげてあげること。家にいる時は、猫とコミュニケーションを取る時間を設け、猫の不安を少しずつ取り除いてあげましょう。