犬にお家でお留守番させていると、「寂しくないかな」「1人で退屈していないだろうか」等というようなことを飼い主は外出先で考えてしまいますよね。犬はやはり1人でお留守番すると、退屈になってしまうのでしょうか。また、愛犬を退屈させない対処法はあるのでしょうか。

 

今回は犬が留守番中に退屈してしまう原因と、その対処法についてお話していきます。

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犬が留守番中に退屈になってしまう環境とは

犬が留守番中に退屈してしまう環境として、次の4つが挙げられます。

 

・おもちゃがない
・窓がない
・ものがほとんど置かれていない
・音がしない

 

犬がこのような環境を退屈に感じてしまう原因について、もう少し具体的に解説していきます。

おもちゃがない

「犬が留守番中におもちゃを誤飲しまったら大変」との理由から、犬が留守番をする時におもちゃを全て片付けてしまう飼い主も少なくありません。犬に誤飲をさせない為の対応としては有効ですが、ひとりぼっちにされた時に、普段遊び慣れているおもちゃまで取り上げられてしまったら、犬は遊ぶものがなくなってしまい、留守番の間、ずうっと退屈なまま過ごさなくてはならなくなります。

窓がない

留守番中、犬がやれることといえば、お昼寝するか、おもちゃで遊ぶか、窓から外の景色を眺めるかぐらいしかありません。犬は窓から外の景色を眺めることにより刺激を受け、退屈な気持ちや寂しさを紛らわすといわれています。窓が一つもない部屋に閉じ込められてしまうと犬は気分転換ができなくなり、退屈になってしまいます。

ものがほとんど置かれていない

犬は留守番中のほとんどをお昼寝して過ごしますが、気分転換もかねてソファーや床、毛布の中等、場所を変えながら眠ることが多いです。お部屋に何もないと、犬は場所を変えながらのお昼寝ができなくなり、退屈に感じてしまいます。

音がしない

普段家族の声がにぎやかに聞こえてくる家の中が突然無音になってしまうと、犬は退屈してしまいます。また、何も音がしない部屋の中に1人で過ごしていることに対して、不安を感じるようにもなってしまいます。

犬を留守番中に退屈させない方法はある？

では、留守番中に犬を退屈させない方法はあるのでしょうか？その対処法として、次の4つが挙げられます。

 

・安全性が高いおもちゃを用意する
・窓がついた部屋を用意する
・落ち着ける場所を用意する
・テレビを付けておく

 

これらの対処法をもう少し具体的に解説していきます。

安全性が高いおもちゃを用意する

誤飲やケガを防止できるような安全性の高いおもちゃを留守番中に用意することで、犬は安全に一人遊びを楽しめます。誤飲やケガを阻止できるおもちゃは、次の条件を満たしたものになります。

 

・口にスッポリ入ってしまわない大きさのもの
・強度があり、適度な硬さがあるもの
・変形したり、潰れたりしないもの
・音がするなど、犬が興奮しすぎないもの

 

おもちゃを使った一人遊びは犬にとって最高の気分転換になります。寂しさを紛らわせる意味でも、普段から使用している安全性の高いおもちゃを置いておきましょう。

窓が着いた部屋を用意する

犬はお家で過ごす際、窓から外の景色を眺めて気分転換をしていることがよくあります。犬を留守番させる時も、窓がついた部屋を用意してあげることで、犬は退屈せずにお家の中で過ごすことができます。ただし、人通りの多い景色では逆に興奮してしまい、吠えてしまう可能性があるので、お部屋の選択には注意してください。

落ち着ける場所を用意する

犬はお昼寝をする時も、身分転換を兼ねて色々な場所に移動しながら眠ります。犬が落ち着ける場所を部屋の中にいくつか用意してあげることで、留守番中も犬は気分転換しながら快適に過ごすことができます。

テレビを付けておく

いつも賑やかなお部屋が一人になってシーンとしていると、人間でも時折寂しくなりますよね。犬も同じで、いつもは賑やかなお家の中が突然静かになってしまうと、退屈を通り越して寂しい気分になってしまいます。留守番させる時にテレビを付けておいたり、音楽をかけておいたりするだけでも、犬の寂しい気持ちが少し和らぎます。

犬が留守番する時の退屈を解決しよう

犬は留守番があまり得意ではありません。そんな犬のために、安全性の高いおもちゃを用意したり、犬が落ち着ける場所を部屋の中にいくつか用意する等をして、犬が留守番する時の退屈や寂しさを少しでも緩和してあげましょう。