ペルシャ猫の毛色で分けられる種類と特徴
「猫界の王様」と言われるペルシャ猫は、純血種の中ではもっとも古い品種であり、その長い歴史の中で、幾度となく交配が繰り返されてきました。現在では、美しい毛色と瞳の色で7種類に大別されていますが、それぞれ同じ品種とは思えないほど個性的。遠い昔から現代に至るまで人気が衰えないのは、その美しくミステリアスな姿に目を奪われる人々が後を絶たないからでしょう。
今回は、そんなペルシャ猫の種類や特徴などを詳しく掘り下げていきます。
この記事を読むための時間:3分
目次
ソリッド(solid)
「ソリッド」とは単色を意味しており、ホワイト、ブラック、ブルー、クリーム、レッドの毛色と、「カッパー」と呼ばれる銅色の瞳が特徴です。瞳は光の加減により赤や茶色に見えることもあります。
チンチラ (chinchilla)
「シルバータビー」と「スモーク」のペルシャ猫を交配させて誕生したチンチラは、品種と勘違いしている人もいるほど有名ですが、ペルシャ猫の毛色パターンの呼称です。
「シルバー」と「ゴールデン」がメインの毛色に、どちらも頭と背中、脇腹、尻尾の毛先に別の色がついている「ティップドカラー」で、ティッピングの分量は毛先から20%程度とされています。「シルバー」はホワイトに毛先がブラック、「ゴールデン」は上毛(トップコート)がゴールデン、下毛(アンダーコート)がアプリコットカラーで、毛先がブラックです。
瞳の色は、グリーン系やブルー系がほとんどで、「ドールフェイス」と呼ばれるくっきりとした目鼻立ちが特徴です。
スモーク&シェーデット(smoke and shaded)
ティッピングの分量が50%〜75%程度、「シェーデッド」は50%程度で、いずれも被毛の根本が白いのが特徴の「スモーク」。汚れなどが目立ちにくく、動くたびに見え隠れする白い被毛とのコントラストが美しい毛色です。瞳の色は、赤茶色に輝くカッパー(銅色)です。
パーティーカラー(parti-color)
「パーティーカラー」とは、「まだら(の色)」という意味。ブラックとレッドが交じりあった「トーティシェル」と、ブル ーとクリームが交じりあった「ブルークリーム」の2種。瞳の色はカッパー(銅色)です。
タビー(tabby)
「タビー」とは、しま模様のことで、俗に言うトラ猫のような模様です。色は、シルバータビー、ブラウンタビー、クリームタビー、ブルータビー、レッドタビーがあり、瞳はカッパー(銅色)です。
キャリコ&バイカラー(calico and bi-color)
「キャリコ」は三毛のことで、「ブラック・レッド・ホワイト」、「ブルー・クリーム・ホワイト」など。「バイカラー」は2色の毛色で、「ブラック・ホワイト」、「ブルー・ホワイト」、「レッド・ホワイト」、「クリーム・ホワイト」などがあり、いずれもホワイトが入っています。
ヒマラヤン(Himalayan)
「ヒマラヤン」はチンチラと同様に有名ですが、品種名ではなく毛色パターンの呼称です。ペルシャ猫とシャム猫を交配させて誕生したヒマラヤンは、シャム猫の色柄はそのままに、美しい長毛とブルーの瞳がゴージャスさを引き立てます。色柄が同名のうさぎに似ていることから名付けられました。
まとめ
古くから人々を虜にしてきた「猫界の王様」であるペルシャ猫は、交配によって様々な毛色のパターンが生まれ、現在では毛色や瞳の色によって7種類のパターンに分けられています。そのパターンは7種類。よく知られている「チンチラ」や「ヒマラヤン」は、品種名ではなく、どちらも毛色パターンが異なるペルシャ猫です。
毛色によって個性が異なる品種ですが、どれも大変人気があるため、ブリーダーやペットショップで購入する際のお値段に差はありません。
愛犬と愛猫のための高品質のペットフード・ペット用品店 | Pawsoasis(ポーズオアシス)
Pawsoasis(ポーズオアシス)では、 ただ「良いと言われている商品」ではなく、自分たちの専門性を活かし、持っている知識と長年の経験を生かして「自らの視点で厳選した」本当に良いペットフード、ペット用品を取り扱っております。また、ペットの体調や体質を見極めて専門家の観点から「その子にあったもの」をおすすめいたします。
屋号 | 株式会社Rush style |
---|---|
住所 |
〒373-0828 群馬県太田市高林西町580-5 |
営業時間 | 平日10時-17時 |
定休日 | 日・祝日 |
代表者名 | 菊地 誠一(キクチ セイイチ) |
info@pawsoasis-animal.com |